Point of care Ultrasound
個人的な話ですが、帯状疱疹の痛みで一ヶ月以上苦しみました。
いつになったらよくなるのか先が見えない世界は本当に辛いと思いました。
抑うつ的になってしまう気持ちが辛いほどわかりました。
せめて、この痛みだけでもとってもらえる先生がいればと考えましたが
研修医に指導する自分が痛みの治療に対して積極的でなかったことを
「気づきなさい」ということだったのだと思います。
今回、日本ではまだ一般的とはいえない方法ですが、
神経ブロックをより安全に確実にエコーを利用して行う先生の講演会が
福井県であったので、飛行機をのりつぎ、
片道9時間かけて勉強しに行ってきました。
なるほど、と思わされることがありましたが、なにぶん英語ということでだいぶ復習も必要です。
でも、一人でも苦しむ人の痛みをはやく取ってあげられるよう勉強し、実践したいと思います。
救命することも大事ですが、
QOLを高めるための努力も惜しんではいけないと痛感させていただいた闘病期間も
そろそろゴールが見えてきています。
すべては、めぐりあわせ、なんでしょうね。
次の「緩和ケア講習会」には一番に参加させていただきたいと思います。