表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

研修医S先生

久方ぶりの投稿です。

 

M先生が「指導医日記投稿のしかた」と題したプリントを配ってくれました。

写真を入れるのはハードル高いので、

まずは、文章だけから。

7月は久しぶりに2年目研修医のS先生が小児科に回ってきていました。

若いのに、少し昭和の香りのする先生で、ぱっと見、子供が2~3人いそうに見える、落ち着いた感じの方です。

毎朝、「おはようございます」と礼儀正しく現れ、冷や汗でずぶぬれになりながらも、黙々と仕事をし、帰るときには「失礼します」と、これまた礼儀正しく帰っていきます。

私も年齢相応?に、話が長くなるのですが、彼は、決して、聞き流すことはしませんでした。

関西人のさがで、ボケ突っ込みが大好きなのですが、彼はどうやら意図的に突っ込み所を作ってくれていたようで、有難く、毎日突っ込ませてもらいました。

小児の末梢血管確保を教えているとき、ちょっと、初心者にはハードルの高い、ぷっくりむちむちお手手ちゃんに当たった時のこと。

静脈血管なんかはもちろん見えなかったのですが、

私は固定をしながら、S先生に、

「ほれ、そこに、ええのが見えるやろ」

と、言ってみました。彼は即座に、

「はい!!見えます!これですか?」

と。

「そや。動かへんように抑えといて、血管もっと見えるように出してやるから、いけ!」

「はい。お願いします。」

そして、見事に血管確保成功!!いいやつです。

かと思えば、よく見えて、青くムキムキに盛り上がっている、お母様も「ここのいいのがありますね」と言っていた、「上等血管」をしくじりそうになっていました・・・。

毎日個性豊かな小児科指導医たちにいじられて、汗だくになっていたS先生、

7月31日の最終日に、お疲れさんの意味を込めて、親戚のおじさんから送られてきた桃を1個あげました。

8月1日の朝出勤すると、机の上に、

「おせわになりました。」というふせんが貼られた、小さな缶缶が。

S先生からの、金平糖でした。

7月の疲れが一気に吹き飛んで、ほっこりしました。

ありがとう。

毎日ちょっとずつ食べて、今はT病院で研修中のS先生を懐かしんでいます。

きっと毎日汗だくになっているんやろうな。がんばれ!