心臓核医学会総会
血管が狭い(冠動脈狭窄がある)から、拡げる(PCIをする)
では、予後は改善しない。
その狭窄が、心筋に栄養不足を起こしているかを確認する
ために心筋シンチ(心臓核医学)が使われてきました。
しかし、ここ数年めまぐるしい進歩で
心臓CTは冠動脈の狭窄を検出するだけでなく
灌流を描出できる性能を手に入れました。
当院にはいった320列のCTでは、それができることを勉強しました。
また
先月入ったMRIでは、より小さな心筋梗塞巣や心筋障害を描出できるようです。
当然、CTで描出できない石灰化の強い冠動脈についても評価可能
さらに、負荷をかけることで、心筋シンチよりも精度を高く、
虚血を証明できるそうです。
今回、一緒に発表したレントゲン技師のO城さんと
これからのハートライフ病院の画像診断が一気にすすめられるといいなと思っています。
沖縄からの発表は
ハートライフ病院からの2演題のみ
体に負担のかからない
非侵襲的な検査で、患者さんを守っていく。
ちゃんと、助けていく。
それが、僕たちの目標です。
今回は、坊ちゃんで有名な
道後温泉の近くにホテルをとってもらえました。
きっと、昔も病気を治しに入りにきた人がたくさんいたんだろうなぁ
なんて思いながら
夜に朝に、温泉に入ることができました。
学会が終わってから楽しみにしていた松山城にも行きました。
リフトもロープウェイも止まってしまっていたので
汗だくになりながら、上りましたが、
松山城の石垣はすごかった。
今までみたお城の中で最高の高さだった気がします。
時間が過ぎていたので天守閣には登れず、近寄れませんでしたが、
石垣だけで十分、感動しました。
やっぱり
地方開催の全国学会総会はいいですね!